当社ではサバの水煮などの煮物の缶詰を中心に製造している第一工場、さんま蒲焼などの焼き物を中心に製造している第二工場の二つの工場を有しています。
安全においしく食べていただくために様々な安全管理基準を設け、熟練のスタッフたちが人の目で厳しく品質をチェックしています。
原料(サバ・イワシ・サンマ等)の受け入れ
まず主原料である魚が工場に送られてきます。
当社では主にサバ・イワシ・サンマなどの青魚を主な缶詰の原料として使用しております。
旬の時期には、製造工場からわずか数百メートル先にあります銚子港にて直接原料を買い付け、そのまま工場へ新鮮な原料が運ばれて来ますが、それ以外の時期は、いったん生のままブロック状に冷凍して倉庫に保管しておき、必要な分を工場に運びます。
この後、原料を解凍し加工していきます。
魚のカット、洗浄
皮がはがれていないか、身がくずれていないか、鮮度は悪くないかなどの魚の状態を人の目と触感で確認します。
その後、機械で魚の頭、しっぽ、内臓を取りのぞき、缶に入る大きさにカットします。
原料をカットした後は洗浄機にかけ、その後、選別機を通します。
カットされた原料の選別
カットされた魚を選別機にかけます。
選別機はローラーの幅を調整することにより規定サイズ以下の原料を落下させ選別していきます。
※回転するローラーの上を通すことにより、規定以下のサイズの原料や異物、内臓などを落とします。
異物の検査
海中には様々なものが存在します。自然界に存在する石だったり、人工物である釣り針や金属片などなど。それらは主原料である魚と一緒に網にかかってしまったり、飲み込んでしまったりすることがあります。
そうしたものは、缶詰にとっては『異物』であり口に入ったりしたら危険です。そのため、缶詰に使う原料に異物が入っていないか金属検知器を通して確認した後、専属の目視検査担当者が確認除去をおこないます。
原料の肉詰
金属探知機・目視検査の後、空缶に原料を詰めていきます。
当社では丸い缶のサバの缶詰はフィーラーという特殊な機械を使って肉詰めを、その他のイワシ・サンマなどの缶詰は魚体が潰れてしまわないように、人の手によって丁寧に肉詰めをおこなっていきます。
肉詰めされた缶の重さを量る
ウェイトチェッカーという機械を通すことにより、決められた量の原料が入っているかを確認します。
量が少なかったり多かったりする場合は、人の手で調整をおこないます。
蒸煮・脱水・注液
缶に90℃~100℃の蒸気をかけ蒸します。原料ごと缶を蒸すことにより缶内部の真空度を高め、より安全・安心な缶詰を製造することが可能となります。
その後、脱水機を通すことにより余分な水分が抜け、安定した味付けが可能となります。また、この工程により青魚特有の臭みを消すのにも役立ちます。
脱水した後に、田原缶詰秘伝のたれを投入していきます。
缶の蓋を閉じる
缶の蓋を機械で巻き締めていきます。
空気を抜いてしっかりと密封することにより、次の殺菌工程で原料の中心までしっかりと熱が通るようになります。
缶詰の殺菌
缶詰の種類にもよりますが、おおよそ120℃に近い蒸気で30分~1時間半ほど加圧加熱殺菌します。
これにより、細菌など微生物を加熱によって死滅させ腐敗を防ぎ、長く貯蔵できるようになります。
缶詰に印字をして箱に詰める
缶詰に賞味期限を印字して、箱に詰めます。
その際、熟練の工員が検査を行い、異常がないか確認をしてから箱に詰めていきます。
品質管理検査
保存された缶詰を使用し様々な検査をおこない、正常に製造が完了したか確認をおこないます。
出荷作業
箱詰めされた缶詰は一時的に保管倉庫に送られ、その後、全国へと出荷されていきます。
原料(サバ・イワシ・サンマ等)の受け入れ
まず主原料である魚が工場に送られてきます。
田原缶詰では主にサバ・イワシ・サンマなどの青魚を主な缶詰の原料として使用しております。
旬の時期には、田原缶詰の製造工場からわずか数百メートル先にあります銚子港にて直接原料を買い付け、そのまま工場へ新鮮な材料が運ばれて来ますが、それ以外の時期は、いったん生のままブロック状に冷凍して倉庫に保管しておき、必要な分を工場に運びます。この後、原料を解凍し加工していきます。
魚のカット、洗浄
皮がはがれていないか、身がくずれていないか、鮮度は悪くないかなどの魚の状態を人の目と触感で確認します。
その後、機械で魚の頭、しっぽを取りのぞき、カットされた原料を割裁機(かっさいき)という原料を開きにする機械に通します。
異物の検査・焼き網整列
カットされた身を金属探知機にかけます。海中にはさまざまなものが存在します。自然界に存在する石だったり、人工物である釣り針や金属片などなど。それらは主原料である魚と一緒に網にかかってしまったり、飲み込んでしまったりすることがあります。
そうしたものは、缶詰にとっては『異物』であり口に入ったりしたら危険です。第二工場では金属探知機にかけた後、人の目によって異物が無いか一つひとつ確認した後、焼き網に並べていきます。
焙焼
焼き網に並べた後、魚を焼いていきます。田原缶詰ではバーナーによる燻し、セラミックバーナーによる遠赤焙焼、極みの一品シリーズの蒲焼ではさらに木炭による炭火焼きの3種類の焼き方を組み合わせて焙焼していきます。
原料の肉詰
焙焼を終えた後、原料を崩さないように人の手によって網から魚をおろしていきます。その後、熟練の工員の手により缶の中に肉詰めされていきます。
肉詰めされた缶の重さを量る
ウェイトチェッカーという機械を通すことにより、決められた量の原料が入っているかを確認します。
量が少なかったり多かったりする場合は、人の手で調整をおこないます。
たれの投入
ウェイトチェッカーで重量を計測した後、調味室で調合した田原缶詰秘伝のたれを投入していきます。
缶の蓋を閉じる
缶の蓋を機械で巻き締めていきます。
空気を抜いてしっかりと密封することにより、次の殺菌工程で原料の中心までしっかりと熱が通るようになります。
缶詰の殺菌
缶詰の種類にもよりますが、おおよそ120℃に近い蒸気で30分~1時間半ほど加圧加熱殺菌します。
これにより、細菌など微生物を加熱によって死滅させ腐敗を防ぎ、長く貯蔵できるようになります。
缶詰に印字をして箱に詰める
缶詰に賞味期限を印字して、箱に詰めます。
その際、熟練の工員が検査を行い、異常がないか確認をしてから箱に詰めていきます。
品質管理検査
保存された缶詰を使用し様々な検査をおこない、正常に製造が完了したか確認をおこないます。
出荷作業
箱詰めされた缶詰は一時的に保管倉庫に送られ、その後、全国へと出荷されていきます。